[2018年]なんでも鑑定団に琉球王の「書」!泡盛のまさひろ酒造 比嘉昌晋会長が登場
開運!なんでも鑑定団(テレビ東京)に比嘉昌晋会長が沖縄の掛け軸を応募しました。果たして鑑定の結果は・・・?
BSテレ東 : 夜7時55分(木)放送 予定 ※BSは放送日未定
開運!なんでも鑑定団に鑑定してもらうのは琉球王の「書」
比嘉昌晋(ひが まさくに)会長が今回、「開運!なんでも鑑定団」に鑑定を依頼したのは王の書。その王とは尚育王(しょういくおう)。
尚育王が琉球を治めていた時代は、日本では江戸時代後期ちょうど12代将軍徳川家慶の頃。尚育王は若くして即位し、教育のために学校を作ったりと教育熱心な王さまで、書道も大変上手だったようです。現存する国王直筆の書は、大変珍しく貴重です。
琉球王朝 最後の王は、尚泰王(しょうたいおう)。その父に当たるのが尚育王です。2011年頃、NHKドラマ BS時代劇「テンペスト」が仲間由紀恵さん主演で放映されました。その舞台は、琉球王朝は清国(中国)と薩摩(日本)との間翻弄される琉球王朝。この時代の王が尚育王です。
▼<用語>尚育王(しょういくおう)
1813~47年。第二尚氏第18代国王。琉球最後の国王・尚泰の父。15歳で実質的な王位に就く。在位中にベッテルハイムが滞在するなど、英仏海軍が来航。士族教育のための学校をつくるなど学問分野に力を入れた。34歳で死去。書家としても知られる。
▼<用語> NHKドラマ BS時代劇「テンペスト」
2011年頃のNHKドラマ。仲間由紀恵さん主演で放映。450年続いた琉球王朝で、女である主人公が男になりすまし、官僚(宦官)として琉球の未来を切り開くために苦難につぐ苦難に立ち向かう話。池上永一の100万部突破のベストセラー小説を映像化。
王の「書」を買った理由は?
比嘉昌晋会長は、琉球王朝時代の貿易や、戦争で散らばっている泡盛の文化遺産を全国津々浦々探していた時期がありました。そのなかで泡盛とは一見無縁の「書」を骨董屋さんから紹介されます。
そこには、現代の私達でも読める明快で達筆な一文と、「尚育」という名前。
比嘉昌晋会長は驚きます。
まさひろ酒造の創業者の家系をたどると、祖先は琉球王朝の料理長職。「尚育(しょういく)」とは、そのご先祖さまが仕えていた琉球王朝の王。
「これは、ふるさと(沖縄)に一緒につれて帰らないといけない」
比嘉昌晋会長は、「沖縄の大切な文化を沖縄に帰したい」という使命感にもにた感覚で購入したといいます。
※まさひろ酒造の歩みはこちらから見れます。
琉球王朝の尚育王の「書」の意味
「地 静 春 □ 好 間 日 更 遅」
この「書」の意味ですが、現在不明です。「開運!なんでも鑑定団」の先生方に教えていただけるといいのですが・・・。
まさひろ酒造 比嘉昌晋会長は、なぜ着物を着ているのか?
比嘉昌晋会長は今回、着物を着ていました。これは琉球王国時代の役人の服装で、通常は黄色い冠(かんむり)もかぶっています。
なぜ黄色の帯と帽子なのか?
黄色い帽子や帯は琉球時代の官僚の身分を表すもので、中級・高級高官の位に相当します。「親雲上(ぺーちん)」の肩書を持っています。
琉球王国時代、泡盛は国の酒であり、宮廷酒(ロイヤルワイン)として扱われていました。江戸時代を通じて日本や世界各国と貿易のための大切な品でした。
泡盛を管理していた役職が「親雲上(ぺーちん)」で、この「親雲上(ぺーちん)」が黄色い冠や帽子をかぶっていました。
瓶を頭にのせて踊る「ビン踊り」とは?
比嘉昌晋会長も参加する、ビンを頭上にのせて踊る「瓶踊り(びんおどり)」です。
まさひろ酒造が「泡盛文化啓蒙」のために行っている踊りで、もしかしたら「開運!なんでも鑑定団」の会場でも、司会や参加者を巻き込んで踊っているかもしれません。
ビン踊りに使用される泡盛はどれか?
会長が今回、瓶踊りで使用した一升瓶は当社の「泡盛 まさひろ 30度 1800ml」です。
華やかな香りとすっきりとした味わいが特徴で、昭和の時代から50年以上にわたって愛されている、まさひろ酒造の代表銘柄です。
まさひろ酒造の酒は、スーパーや酒屋、ネットショップなど酒類取り扱い店でお求めいただけます。